こんにちは、スケです!
輸入ビジネスは僕自身実践を開始してから数年経過しましたが、いまだに稼ぎ方がほとんど変わらないということに驚いています。笑
これだけ実践しやすい環境が整っているのに参入者も爆発的に増えることはなく、しっかり継続的にリサーチをすればまだまだブルーオーシャンが存在することも、ebay・欧米輸入ビジネスを長く実践できる理由の一つですね^^
さて本日はebayを使った輸入ビジネスにおける最近見られた変更点を、2つお伝えしていきたいと思います。
重要な変更も含みますので、是非最後までご覧いただければと思います!
コンテンツ
Best Offerの仕様変更
ebayで相手セラーに価格交渉をする手段の一つが「Best Offer」です。
これはebayにおける最も簡単な交渉方法なので、すでに実践されている方も多いかと思いますが、最近オファーの流れが変わりました。
これまでのBest Offerの手順は、
- 商品価格の下にある「Make Offer」ボタンをクリック
- 希望価格・希望個数を入力して送る
- Accept(成立)・Counter(逆交渉)・Decline(不成立)のいずれかの返答
- 交渉成立したらPayPalにて支払いを進めていく
という流れでしたが、現在は
- 商品価格の下にある「Make Offer」ボタンをクリック
- 希望価格・希望個数を入力して決済画面へ
- Accept(成立)・Counter(逆交渉)・Decline(不成立)のいずれかの返答
- 交渉成立したらそのまま支払いが完了
という形になっています。
例えば今回一つ例を取って「SONYのヘッドホン」に対してオファーをしたいと思った場合、まずはこれまで同様商品ページの「Make Offer」をクリックします。
するとオファーの画面が出てきますので、希望の金額と個数を入力して「Review Offer」をクリックします。過去の流れだと、ここでオファーが送信されて販売セラーに通知が行き、セラー側で判断・返答という流れでした。
しかし現在は下のような決済画面が出てきて、先に決済手続きを済ませる形式となりました。
今まで通りPayPalで支払いは可能なので安心していただければと思いますが、違いとしては画像下の方で赤丸をつけている箇所「You’ll pay(支払い予定額)」です。
オファーがAccept(交渉成立)となった場合は、自動的にこの金額にて決済が完了するということですね^^
一見流れはスムーズになったので、購入者・販売者双方にメリットがあると思いますが、一つ注意点としては、例えばオファーを送ってからは
あ、やっぱり購入(支払い)しません。
ということができなくなりました。
何か事情があればキャンセルをしてもらうことは可能ですが、応じてくれなかったりメッセージをするーされてしまうこともあるので、念のためこれまで以上に慎重にオファーを送る必要性はあるということは覚えておいた方が良いかもしれませんね!
ebayとPayPalの関係性
2つ目に、eBayとPayPalの関係性に大きな変更があったため、そちらもお伝えしていきたいと思います。
これは結構重要な変更だと僕は思っていますので、是非一緒にご確認いただければと思います!
「個人」ではなく「eBay」との取引へ
ある日、仕入れた商品に不備があったことからPayPalに問い合わせて異議の提出をしようと思ったのですが、その時に担当者から説明を受けたことで今回の内容は発覚しました。
eBayでは商品の仕入れから支払い、その後販売セラーへ入金されるわけですが、仲介に入る決済サイトの関係性に変更があったようです。
具体的には、これまでは商品を購入した時にPayPalで代金を支払いPayPalからセラーに入金されていたのですが、今はPayPalを通しeBayに対して代金を支払い、eBayが販売セラーに「Payoneer」というオンライン送金ツールで入金するようです。
つまり今後はeBayセラー個人との取引ではなく、eBayとの取引になるというイメージです。
なんだ、そんなことか。
と思ったかもしれませんが、実はこれによって僕ら仕入れ側に大きな弊害がありました^^;
異議の提出ができなくなった
実はこの変更により、異議の提出が実質できなくなりました。
つまり何か問題があった時、即クレームでの訴えになるということ。
今まで2度PayPalアカウントが止まっている僕は、これを聞いた時に再び背筋が凍る思いをしましたね。。。
なぜならPayPalはいきなりのクレームを推奨しておらず、短期間でクレームが頻繁に起こるとアカウントを止められてしまうこともあるからです。
ここで少し流れを復習しておきましょう!
下の画像を元に解説していきますが商品に何か問題があった時、まず順序としてはeBayの販売セラーに問い合わせます。
セラーが良心的なら、商品の返品返金を受け付けてくれてスムーズに解決となるのですが、中には売ったら売りっぱなしの無責任セラーが存在することも事実です。
そういったセラーから購入してトラブルに巻き込まれた場合に、味方となってくれたのが決済仲介サイトのPayPal、そして強力な「買い手保護制度」でした。
順序としては、上の画像2〜3番で「異議の提出」からPayPalの監視の元セラーと交渉し、それでも解決しなければ本格的にPayPalに動いてもらう「クレームの提出」という流れが正解だったのですが、
今は誰から商品を購入してもeBayとの取引という扱いになるため、セラーに直接クレームを届けることができなくなったということです。
PayPalの回答と対応策
ここまで少し心配になるような内容が続きましたが、特にそれ以上買い手保護制度に大きな変化があったわけではなく、商品が壊れていたり何か問題があれば、これまで通りPayPalの力を借りて返金はされますので安心してくださいね!
心配性の僕は、率直に思ったことをカスタマーサポートに聞いてみました。笑
ここからは少しカスタマーサポートとのやり取りを抜粋します。
異議の提出ができないと結果的にクレーム回数が増えて、アカウント停止のリスクが増しませんか?
確かにそうです、しかしPayPalもこの件は重く捉えており、eBayでの購入におけるクレーム増加に対するアカウントへの負荷をなるべく軽減する考えです。
1ヶ月に3回以上のクレームは危険と聞いていますが、その回数に変更はありますか?
アカウントリスクのあるクレーム件数はひと月の取引数によっても異なりますのではっきりとはお答えできかねますが、3件中3件がクレームということではなく、複数件の中で3件のクレームなら取引に整合性があれば問題ありません。
他の海外サイトからの購入で異議の提出は使えますか?
eBay以外の海外サイトではこれまで通りと変わりませんので、異議の提出からクレームへエスカレーションしていただくことをおすすめいたします。
このようなやり取りをしていましたが、PayPalも今回の件はしっかりと考えてくれている様子でしたね。
こういった状況になったからには対応していかなければいけないのですが、僕たちができる対策としては、仕入れ前に商品・セラーに問題がないかしっかりチェックすること、これに尽きるのかなと思います!
トラブルは未然に防ぐ、もしくは巻き込まれないように、自分の身は自分で守る精神(僕もよくPayPalには頼っちゃいますが笑)で今後も仕入れを進めていただければと思います!
それでは今回は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました^^