こんにちは、スケです!
今回は、ヤフオクで出品する際に商品説明に『商品の状態をしっかり明記することの必要性』について解説していきます。
eBay輸入ビジネスでは、主に新品の商品を取り扱っていきます。
これは別の記事でも触れている内容になるのですが、もしかしたらこの特徴からも、
という疑問が出てくるかもしれませんので、まずはそこから解説していこうと思います!
コンテンツ
海外の『新品事情』
eBay輸入ビジネスでは、アメリカのセラーから商品を仕入れるということが非常に多いです。
実際に僕も、全体の9割の仕入れはアメリカのセラーから行っています。
そしてアメリカをはじめとした欧米諸国では、新品という物に対して感覚が日本とは少し違ってきます。
例えば、
・外箱・付属品がなく商品本体のみ
・外箱はあるが破れてボロボロ
・明らかにビニールの封を開けて、一度使用した形跡のある物
この様な例は、eBayではよく見かけることになりますが、これらの商品が平然と、『New (新品)』と銘打って販売されているわけです。
ただ商品の状態に厳しい日本人から言わせてみると、
・外箱、付属品が揃った完品
・もちろん外箱も傷が少なくキレイな状態
・ビニールシートで保護されている
これが日本人から見た『当たり前』の新品商品の条件だと思います。
しかし海外には海外の『当たり前』があるわけです。
つまり日本の常識が海外でも通用するかと言われれば、それは違うということですね。
僕もこれまで数多くのそういった『新品に近い状態の商品』に遭遇してきましたが、数をこなすうちにそういった感覚には少し慣れてしまいました(^^;笑
お国柄なところもあるので、「上手に付き合っていくしかない」というのが僕の見解です。
しかし商品について何か問題がある場合は、しっかりと商品説明に記載されていることがほとんどですし、もちろん先ほどお話しした『日本国内の新品基準』に近い感覚で出品しているセラーもたくさんいますので、
・商品の写真は隅々まで確認する
・面倒でも翻訳サイトを使って商品説明を理解する
・もし何か不安ならセラーにメッセージを送って聞いてみる
これらのことは徹底する様にして、なるべくトラブルは少なく済む様に進めて行きましょう!
転送会社の梱包による破損
商品の状態が『完全な新品』から格下げされるもう一つのパターンは、転送会社の梱包による破損です。
『丁寧な梱包をしてくれるスタッフも当然いる』という前提で話を進めていきますね^^
例えば海外セラーが商品を日本まで直送してくれない場合に、アメリカで一旦商品を受け取って日本へ転送してくれる転送会社を利用します。
その会社で商品に触れるスタッフも、特に自分の商品に対して専属の担当者が付くわけではありません。
転送会社に届いた商品は外箱から開けられて検品され、その後日本は転送してもらう時には再梱包されるわけですが、中には商品の扱いや梱包が雑な人もいるんですね(^^;
特に重たい商品と軽い商品を混在して日本へ転送してもらう時には注意が必要です。
先ほどアメリカのお国柄についてお話ししましたが、現地のスタッフからすると
箱がつぶれようと本体が大丈夫なら新品は新品でしょ?
という解釈を持たれることもあるので、そういう考えのままで再梱包をされてしまうと、重たい商品に箱を潰された商品が日本へ届けられる様な事態になってしまうわけです。
僕たちは仕入れた商品を販売するわけなので、そんなことでは困りますよね(^^;
(自分用としても箱ボロボロで届いたら嫌ですが…)
これについて予防策としては、MyUSに「丁寧に梱包してください。」とメッセージを送ってしまうことです。
これ面倒くさく感じますが、結構効果があるのでオススメです!
僕はMyUSへ商品の発送依頼をかけた後に、
販売する商品なので丁寧に梱包して発送してください。
(I’ll selling these items in Japan. So please send it by firmly packing.)
という内容のメッセージを不定期で送るようにしています。
その結果少し梱包材が増えていたり、ダンボール箱の中に入れる際に商品の位置に気を使ってくれるようになりました^^
しかしこちらからアクションを起こしたところで、関係なく雑な梱包をする担当者もいますので、あくまで軽い予防策の一環としてお考えください。
商品の状態(詳細なコンディション)を明記するメリット
ここからが本題です!
『商品の状態を明記することのメリット』をご紹介していきます。
それは以下の点です。
・トラブルになった際に解決しやすい
・正直に記載することで信頼感を得られる
・落札者は状態に納得して購入するので、悪い評価を付けられない
トラブルになった際に解決しやすい
例えば、商品が落札されて購入者の元へ届けられた後、稀に商品の状態について指摘を受けることがあります。
その時出品者側が焦らず対処していくには、出品の段階で商品の状態を把握し、商品説明にしっかりと明記しておく必要があります。
もし落札後何か言われても、きちんと明記されていれば「商品説明にも明記してありますが~…」ということが言えますよね。
また落札者がその文章を見落としていたという場合でも、『しっかり明記していた』ということで証拠が残っているので、納得してもらいやすいですし、解決までの話の展開が早くなります。
悪い評価を付けられない
ヤフオクには評価制度があって、基本的には何も問題がない取引の場合にはお互いに『非常に良い評価』を付け合うという習慣があります。
ほとんどの落札者は、商品ページを読み込んで納得の上落札してくれます。
こちらとしても状態をキチンと明記して出品しておくことで、例えば商品に何かしら通常とは違うところがある商品を出品している場合でも、購入された商品は『落札者が状態に納得して購入した商品』となる場合がほとんどです。
ですので例えば商品に欠陥があったりしても、状態が原因で悪い評価は付けられません。
一部破損があったり、壊れていても価値を見いだせる『ジャンク品』などが良い例ですね!
正直に記載することで信頼感を得られる
落札者の中には商品について専門家の様に詳しくて、商品説明や掲載写真を見ただけで『わずかな違い』にすぐ気が付く人がいます。
そういった細かく商品を見る人には、状態について何か隠そうとしても、基本的にはすぐにばれてしまいます。
正直に状態について正直に記載することで、
この出品者は嘘をついていないな
と見られ、そういった『専門家に近い様な落札者』の信頼感も得ることができます。
そもそも商品の状態を隠していたり、後ろめたい気持ちがあると気持ちよく取引を完了出来ませんよね。
また万が一取引上で何かトラブルになってしまっても、決して感情的になってはいけません。
しっかりと相手の言い分を把握した上で、迅速に丁寧に、そして誠実な対応を常に心がけていきましょう。
副業だろうが本業だろうが、お金のやり取りがある以上は『信頼が第一』ですので、その為には、ビジネスを行っていく上では自分にも相手にも正直であることが大切ですよ^^
今回の内容は以上となります!
記事の内容でご不明点、質問等ありましたらお気軽にお問い合わせください^^
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
新品の商品を取り扱うのに、状態の明記が必要なの?